ライフジャケットの常時着用!
携帯電話などの連絡手段の確保!
救助要請など海のもしもは118番!
10月末に就役した最新鋭巡視船「えさん」の就役披露式が11月25日午前10時から小樽地方合同庁舎2階大会議室において執り行われ、小樽海上保安部職員、第一管区海上保安本部職員のほか、北海道副知事、小樽市長をはじめとする多数の来賓、関係者が出席しました。
式典では小樽海上保安部長の式辞、第一管区海上保安本部長の挨拶に続き、来賓からの祝辞では北海道や小樽の海域の監視や捜索救難体制がより一層強化されることに対する期待と激励の言葉をいただき、「えさん」乗組員は最新鋭の巡視船に寄せる地域の期待の大きさに、あらためて気を引き締めていました。
式典終了後、出席者に対する巡視船「えさん」の船内公開が行われ、乗組員から船内の各部について説明を受けた出席者からは最新鋭の巡視船の設備に対する感嘆の声とともに「えさん」に対する期待の声が次々と寄せられました。
就役披露式に引き続き、11月27日午前10時から午後0時までの間、小樽港色内ふ頭において、巡視船えさんの一般公開を行いました。
当日は天気こそ晴れていたものの北寄りの風が強く、気温2度と非常に寒い1日でしたが、わずか2時間の公開時間中に543名もの方々が小樽市内のみならず札幌市や余市町など周辺の市町村から、最新鋭の巡視船を一目見ようと来船しました。
一時「えさん」の広い操舵室でさえ身動きが取れなくなるほど、船内はたくさんの来船者で賑わい、対応した乗組員は、来船者から次々と新「えさん」に関する質問攻めにあっていました。